共用部 すべり事故防止のための 防滑処理
磁器タイルや石材(タイル)は特に水で濡れると滑りやすくなります。
〇高齢者、障碍者等の移動等の円滑化の推進に関する法律
〇バリアフリー新法
等々、建物所有者(管理者)が負う責任に対応するためにも、危険部位には適切な処置が必須となりました。
石材の場合は、表面を熱処理し(荒らし)、凹凸を付けるなどの方法もありましたが、今一般的なのは表面に凸凹となる素材を貼り付け、摩擦を多くする方法です。全く滑らないのではなく(摩擦が多すぎると逆に躓きます)滑りにくくします。踏み込むと「キュッ」と止まる感じです。
工程は、清掃⇒乾燥、凸凹剤塗布⇒乾燥なので1日で完了が基本です。
どこまでを危険と考えるかは難しいところですが、手摺等無い空間は積極的に防滑を考えた方がよいかもしれません。
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